創業80年の山脇マーク製作所の社章は、多くのお客様にご満足頂いてきた歴史ある技法で作成する高品質なバッジです

社章のメッキの種類にもいろいろあるのですが、一般的な光沢のあるメッキとは違って、ツヤのない感じに仕上るソフトメッキといったメッキがあります。自分はトギエポといった製造方法で、バックを白色にされたいお客様の時にソフトロジウムメッキといったメッキを使用することが多いです。バックに白を入れるよりもかっこよく＆綺麗にしあがると個人的には思うのでお勧めしております。シルバー系のソフトニッケルよりソフトロジウムの方が白っぽくて綺麗にしあがるので指定がない場合はソフトロジウムをつけております。トギエポとソフトロジウムメッキの組み合わせにすると、色の部分がより際立つような気がします。

これはあくまでデザインによって変る話しなのですが、カラーの社章で色をよりビビットに見せたい場合は、通常の光沢のあるメッキ（シルバーやゴールドなど）よりパール調のつやの無いメッキの方がより色が鮮明に表現されます。（但し、これが良いといった意味ではなく、光沢ありか光沢無しのメッキがよいのかはお客様の好みになります。）

光沢のあるシルバーの方が高級感があると思いますが、背景が白っぽい方がデザインはくっきり・はっきりします。

ソフトメッキを使用する上での注意点としましては、一般的なロジウムメッキを使用した社章は凸面が鏡面で凹面がツヤ無しとなり、その差がわかりやすいのに対し、ソフトメッキは凹凸ともツヤがないのでその差がわかりにくいということです。凸面がおおければかっこいいかもしれませんが、凸面が少ない場合は、あまりお勧めはしないです。(あくまで個人的な意見ですが）また、ソフトメッキは通常のメッキより多めに納期が必要となります。（約7日～10日ほど多めに必要となります）

完全な別注製品ですので、すべてはお客様の好みによってデザインが変ります。色だけではなく形もお客様の好みによって変ります。先日、お問い合わせいただいたお客様で以前作った社章がチープな感じで満足されていないとのことでしたので、実際に作られた社章を拝見したのですが、少し寂しい印象を受けました。おそらくデザインよりも、社員バッジの外形に問題があるのではないかと思い、弊社から別の提案をさせて頂きました。

外形で一番多く使用されるのは｢丸型｣です。シンプルですが、胸につけた時に一番しっくりくる形なので、使用される方が多いのだと思います。ただ、中には丸に入れるとバランスのとりづらいデザインもあります。そういった場合は丸型以外でも提案させていただきますし、丸型にあうように裏技を使用する場合もございます。