シンプル社章 VS カラー社章
企業や団体のロゴマークには青や赤などのカラーの入ったもの、グラデーションのはいったものがあります。ほとんどのロゴマークは何らかのカラーがはいっているわけですが、社章を作られる方がすべてカラーの入った社章を作られるわけではないです。では、どういった場合にカラーの社章にし、カラーでない社章をつくるのでしょうか?
会社のCI(コーポレートアイデンティティー)によってカラーにする
企業によってはその会社のイメージを統一させるためにロゴマークの使用方法に規制をもたせる場合があります。社章のデザインも例外ではない場合があり、コーポレートカラーを必須にする企業もあります。ただ、社章の場合かなり小さいものなので、ロゴマークの使用方法に沿えない場合もあり、特例が使用されることもあります。印刷であればそのまま規定にそったものをつくれますが、印刷の場合チープな仕上がりになるのでまず印刷の社章を選ばれる方はいないのが現状です。
高級感重視
カラーを使用せずに、金属の質感の方が高級感がでる場合が多いです。(これはあくまでデザインによりけりです)会社のロゴマークに忠実であるより高級感やクールさを選ぶ方はカラーは使用しない場合が多いです。
会社のロゴマークを使用しない
会社のロゴマークはあるけどそれを社章としては使用していないケース(例えば家紋を使用するケース)や会社のロゴマーク自体を所持していないケースの場合、拘るデザインがないので自由に社章をつくることができます。そういった場合は、カラー以外の製造方法、シンプル仕上げ(メッキ仕上げ、コンビメッキ仕上げ、ヘアライン仕上げ)アンティーク仕上げ(いぶし仕上げ、ダムシン仕上げ)を選ぶことが多いです。
予算を抑える
とにかくコストを抑えたい、そういった方はカラーでない仕上げを選ばれます。カラーが入らない仕上げ、特にメッキ仕上げやいぶし仕上げはカラーよりコストをおさえることが可能です。
貴金属製の社章
純金、プラチナ、18金などの貴金属製品を使用した社章を作られる方の90%以上はカラーを使用しない社章を作られます。カラーをいれることでその貴金属の価値が下がるわけではありませんが、色をいれることで若干チープに見えてしまうこともあるので貴金属製品の場合、色をいれないことが多いです。(これもデザインによりけりなので色をいれることでかっこよく仕上がるケースもあります)
カラーでは製造困難
デザインが複雑すぎてカラー社章では製造できないケースもあります。その場合はデザインを修正し、シンプル仕上げやアンティーク仕上げにすることがあります。
最後に
なぜカラーの社章を選ぶのかシンプルな仕上げの社章を選ぶのかは理由はさまざまです。自分の会社・団体にあった製造方法を選びましょう。製造方法は多種あります。きっとあなたの会社にあった製造方法がみつかるはずです。