普段はジャケットやシャツの襟に帯用している社章やバッジですが、帯用していない際にはきちんと保管をする必要があります。なぜなら襟を華やかにする社章やバッジは帯用者の品格を表し、組織の体面上においても重要な役割を担っているからです。ですが社章やバッジを常に正しく保管できている方は、あまり多くいらっしゃいません。普段は自宅できちんと保管をしていても、出張など出先での管理が疎かになってしまう場合があるからです。また飲み会で酔っ払ったまま自宅に帰って、社章やバッジをジャケットに装着したままにしてしまっているという事もあります。
今回はそうした社章やバッジの管理についてご紹介します。
【免責事項】
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社章やバッジは専用のケースに収納し、決まった場所に置くようにする事が重要です。机の上に置きっぱなしにしてしまっては、風などで地面に落ちてしまい、紛失に繋がってしまいます。またペットや小さなお子様がいらっしゃるご家庭であれば、誤飲の原因にもなりかねません。また、ネクタイピンやカフスとまとめて収納してしまうと、色映りや破損してしまう可能性があります。
特に気を付けなればいけないのが、社章やバッジの留め具です。本体よりも小さいので、気が付いたら留め具が無くなっていたという事が多々あります。中にはチェーンが付いている裏金具もありますが、通常はタイタック式・特ネジ式・平ネジ式・スモールタイタック式・蝶タック式が主流です。そのため裏金具の紛失を防ぐという意味でも、社章やバッジは専用ケースに収納して、お子様の手の届かない決まった場所に置くようにしましょう。
社章やバッジのケースは付属するものもあれば、別途で購入する事もできます。また様々な種類があるので、お持ちの社章やバッジのデザインに合わせたケースを選ぶ事が重要です。
【社章やバッジのケースの種類】
●プラスチックケース
安価なケースではありますが、日常保管に適しています。下敷きにスポンジを採用しており、社章やバッジに傷が付きません。
●桐箱
特別な贈答品や記念品などにも利用ができる、高級感あふれるケースです。
●モケットケース
ジュエリーなどの保管にも用いられている最上級グレードのケースです。純金や純銀といった高価な素材から作られた社章やバッジの保管に最適です。
●台紙つきビニール袋
社章やバッジの保護のみに使われる低価格なケースです。校章の保管などによく使われます。
●紙箱
キャラメル箱とも呼ばれています。贈答品や記念品を廉価に梱包する際によく使われます。
●ビニール袋
一番安い梱包方法です。大量生産品などによく使われています。
山脇マーク製作所では大ロットに限り、ケースをお取り扱いしておりますのでお気軽にご相談ください。
社章やバッジを専用のケースに収納すると上記でご紹介しましたが、収納する前にお手入れをする事で美しさと寿命を延ばす事ができます。
素材にもよりますが社章は乾いた柔らかい布で優しく拭いてあげる事で、指についている脂を除去できます。そうする事により社章やバッジの酸化を防ぐ事ができます。柔らかい布はメガネ用の製品などが適しています。
通常、社章は一度、汚損してしまうと元に戻す事は困難です。だからこそ保管方法と併せてお手入れをするようにしましょう。
社章のお手入れについては、別のページでもご紹介しておりますので、そちらも是非ご参考ください。
社章やバッジは所属組織を表すものなので、万が一紛失してしまった場合はすぐ会社に連絡しましょう。
社章やバッジの悪用を防ぐためにも、紛失した事を届け出る事が重要です。金型があれば社章やバッジは同じものを作成できるので、再作成する事ができます。特に飲み会で社章やバッジを紛失されたという話を良くお伺いします。飲み会前には外して、携帯用ケースに収納する事で紛失を防ぐ事ができます。その他にも飲み会がある日は、社章やバッジを会社のデスクに保管してしまうというもの、確実な紛失対策になります。
また社章やバッジには寿命があるので、経年劣化により色褪せてしまったものや破損してしまったものは、交換する事をおすすめします。なぜなら美しい状態の社章やバッジを帯用する事が、信用や品格に繋がるからです。
社章やバッジは一般的なアクセサリーと違い、信用や品格を表すとても重要な意味をもっています。だからこそ常日頃、保管からお手入れに至るまで丁寧に手掛ける必要があります。
あなたが今、帯用している社章やバッジに汚れや破損はありませんか?
もしありましたら、再作成のご依頼をする事を強くおすすめします。
山脇マーク製作所では豊富な実績とノウハウに基づき、高品質な社章やバッジをオーダーメイドで作成しておりますので、ご入用の際には是非ご相談ください。