「ピンズ」と聞いてすぐにどのようなものか思い浮かべられる方は、あまりいらっしゃらないかもしれません。
ピンズは全世界的に広く親しまれているバッジの一種であり、日本でもお土産物屋などで、幅広く取り扱われています。
本記事では、ピンズの役割や歴史、ピンズの注文方法やおすすめの使い方などについて、説明します。
ピンズとはバッジの一種で、金属プレートと金属プレートの裏側から垂直に接着された針とを合わせた本体部分、およびその針を受け止めるための留め具部分から構成されています。
以下では、ピンズの役割や歴史などについて説明します。
ピンズは、用いられるシチュエーションによってさまざまな役割を持つアイテムです。
ピンズを見かける機会が多いのは、アーティストのコンサートグッズやキャラクターグッズ、お土産品などが多いでしょう。
キャラクターショップではそのキャラクターのピンズが売られていますし、観光地や美術館にあるようなお店では、その場所や施設に関わりのあるものをモチーフにしたピンズが取り扱われていることが多いです。
また、組織や団体が自分たちのPRをしたい、認知度を高めたい、団結力を高めたいといったような目的で、ピンズを作成したり配布したりすることもあります。
ピンズの歴史は比較的古く、100年以上前にはアクセサリーの一種として存在していたと言われています。
1984年のロサンゼルスオリンピックの際に、各国の代表選手たちが友好の証としてピンズを交換したことがきっかけとなり、それ以降コレクションしたりトレードしたりするものとして、人気が高まったそうです。
ピンズのモチーフには何を用いてもよいため、さまざまな場所でいろいろなものをモチーフにしたピンズが作成されるようになり、広く定着するようになって今に至ります。
冒頭でピンズの形状の説明を行った際に、「それはピンバッジのことなのでは?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
まさにその通りで、ピンズもピンバッジも、さらに言えばピンバッヂも、同じもののことを指しています。
ただ、ピンバッジという呼び方は日本以外では稀で、一般的には「ピンズ」という呼称が用いられることが多いです。
同じものを指すのにこのようにさまざまな表記の揺れ、ゆらぎがあるのは、ピンズの制作に関わったメーカーや流通に関与した販売代理店などの間で、統一された呼び方がなかったためだと考えられています。 その結果、上述したようにさまざまな呼び方が存在しますが、基本的にはすべて同じものだと思っていただいて差し支えありません。
ピンズに用いられる針とその留め具には、以下に挙げるようなさまざまな種類があります。
また、中には針を使わずにマグネットを用いているようなものもあります。
それぞれ使い方や留め方が異なるので、形状に応じた使い方をするよう心がけましょう。
会社や組織のためにピンズを作成しようと思った場合、どのように注文すればよいのか、どれくらいの費用がかかるのかは、事前に確認しておく必要があります。
ピンズの注文方法や値段について、以下で説明します。
会社で用いられるピンズは「社章」と呼ばれることもありますが、ピンズの注文方法は社章と同じで、おおむね以下のような流れを踏むことになります。
問い合わせや見積もりを行う際には、希望するデザインやロゴマーク、個数、サイズなどを提示するとスムーズに話が進むでしょう。
製造方法や注文時期によって製造期間は多少前後しますが、おおむね1ヵ月程度で作成が完了するケースが多いです。
ピンズは、用途やモチーフによってデザインが異なるオーダーメイド品なので、作り方や数量、サイズによって金額は変動します。
もっとも人気のある海外製の印刷ピンズの場合は、数千個作るとして1つあたり50円~100円程度が相場です。
ただ、これは一例に過ぎず、注文する個数によって金額は変わってきますし、デザインの複雑さによって金額が変わる場合もあります。
そのため、会社でピンズの作成を検討しているが、予算の関係上先に金額を把握しておきたいという場合は、ピンズを作成している会社に実際に問い合わせを行うとよいでしょう。
見積もりをとる際は、できるだけ詳細に条件を伝えることで、正確な金額を把握しやすくなります。
ピンズ作成を行っている「山脇マーク製作所」では、低価格で高品質な製品を提供しております。見積もりは無料で電話、FAX、メールから受け付けていますので、お気軽にお問合せください。
デザインが決まっていなくても、何度でもご相談に乗りますので、ピンズ制作を検討されている方はぜひお問合せください。
いざピンズを使用するとなった際に、これまでにピンズを使ったことがなければ、どのように付ければよいのか分からないかもしれません。
また、服の上から付けることが多い関係上、服の生地にあまり負担がかからないような付け方をするのが望ましいでしょう。
以下では、ピンズの付け方や生地への負担が少ない取り付け方、おすすめの使い方などについて説明します。
ピンズを付ける際には、まずピンズの針を取り付けたい部分の布に刺して、布の裏側から出てきた針の先端を留め具で受けます。
針は留め具の奥まで差し込むことで、外れなくなります。
外す際は留め具のつまみをつまみながら抜き取り、その後針を引き抜けばOKです。
ピンズは服の生地に穴を開けて利用するため、どうしても生地に負担がかかってしまいがちです。
生地への負担を抑えるためには、ピンズと服の間に別布やフェルトをあてがって、その上からピンズの針を刺すという方法が考えられます。
こうすることで、服の生地への負担を多少なりとも抑えることが可能です。
また、ピンズを何度も付けたり外したりすると、針による穴が目立ってしまうことも考えられます。
穴が目立ちにくいようにするためには、服の縫い目に合わせてピンズを付けるとよいでしょう。 服の縫い目には糸が重なっており、生地が比較的厚くて丈夫なので、小さな穴が開いたとしても傍目には分かりません。
ピンズはジャケットの襟元や胸元などに付けられることが多いですが、小さくて装着する場所を選ばないため、それ以外のところに付けても問題はありません。
服に限らず、帽子やバッグに付けて楽しむといった使い方も考えられます。
社章のように身分を証明するものとしても利用する場合は、基本的に胸元付近に付けることにはなりますが、そうではない場合はお好きなところに付けて楽しむとよいでしょう。
ピンズを服に付ける場合、服を脱いだ後もピンズを服に付けっぱなしにすることはあまりないとは思いますが、帽子やバッグに付けるような場合でも、毎回必ず外して保管することを心がけましょう。
ピンズをずっと付けたままにすると、生地に負担がかかってしまい、生地の変色やほつれ、ヨレなどの原因になってしまうことがあるからです。
また、ピンズ自体も使用後は柔らかい布などで拭いてきれいな状態で保管することでお気に入りのピンズを長く愛用することができます。
手垢や汗などの汚れ、油分などがついたらすぐふき取ってあげましょう。雨に濡れることでも劣化が早まりますので日ごろからこまめに気を付けてあげることが大切です。
アクセサリーと同じように金属でできたパーツが多いので、こまめに手入れをしてあげなければ、金属部分が錆びつくと使えなくなってしまう可能性がありますので注意しましょう。
ピンズはバッジの一種で、さまざまなモチーフをもとにしたデザインがあります。
アクセサリーとして楽しむもよし、社章のような形で身分証明を行うものとして用いるもよし、シンプルなバッグにつけて個性を表現するもよしと、さまざまな使い方ができます。
制作してもらう場合は、個数やデザイン、サイズなどに応じて金額が異なるので、問い合わせや見積もりで確認したうえで注文しましょう。
名古屋の山脇マーク製作所では、ピンズの作成を承っております。
ピンズの製品は海外生産となりますが、連携している工場では大手テーマパークなどのグッズ生産も行っている実績があり、安価でクオリティの高い製品を提供できます。
ピンズの作成をお考えの方は、山脇マーク製作所までぜひお気軽にお問合せください。
ピンズの素材に関して参考にされたい方はこちらのページをご参考にしてください
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