マットカラー(つや消し)の社章とは?
先日、福岡県のお客様からマットカラー(つや消し)の社章についてのお問合せがありました。つや消しと一言にいっても社章の場合いろいろございます。通常、つや消しといって思いつくのはメッキ部分をつや消しにすることです。例えば下記画像の様に凹部分がつや消しなっています。
メッキの中にも別のつや消しカラーがあります。ソフトメッキといって社章のメッキ部分を全体的にツヤのない仕上がりにします。下記がそのサンプル画像です。
カラー部分をつや消しにする場合もあります。一番よくつかわれるのは、ダムシン仕上げです。ダムシンは凹部分を黒くします。その黒い部分をマットな仕上がりにします。下記がそのサンプルです。
ダムシン以外でカラー部分をつや消しにするとなりますとトギエポ(本エポ)仕上げになります。画像ですとよくわからないかもしれませんが、下記がツヤ無のトギエポ『ブラック)です。
艶ありと艶なしどちらがいいのか?
それではツヤありとツヤなしどちらの社章がよいのでしょうか?これはお客様の趣味にもよりますし、デザインによっても左右されると思います。ツヤのあるメッキとツヤのないメッキ(ソフトメッキ・べロアメッキ)に関して言えば、ツヤのあるメッキはすべてのデザインにあうと思います。ただ、ツヤのないメッキはメッキ面の多い場合のみにその特徴がでると思います。例えば、下記左画像のように、メッキ面が多いと、ツヤのないメッキの効果が発揮されると思います。もし、右画像のようにバックが白で、しかもメッキ面のすくないデザインの社章にツヤなしのメッキをしてもあまり効果がない&バックの白と同化して文字がはっきりしなくなってしまいます。ですので、右画像の社章は光沢のあるメッキにしています。