京都府のセンコー様

京都府伏見区のお客様から会社のバッジのご依頼を賜りました。 基となるロゴマークとすでにお使いの社章お持ちだったのですが、形状に悩んでおられたのでデザインの修正からお手伝いさせ頂きました。 現状のものよりも、もっと立体感をだされたいとのことでしたでので、できるだけ凹凸を多くつけることで立体感がでるように製造させていただきました。 また、表面を薄山（反りあり）にすることによって、丸みと厚みがでるようにしております。外形もオリジナルデザインからアレンジを加えて花っぽくしてみました。 凹凸の段差を多くつければ必ずしもいい社章ができるわけではありません。適度な凹凸差といったものがあります。また、製造不可能な凹凸差もありますので、凹凸の付け具合は弊社のお任せでお願いをしております。 初めは周りの花びらのような突起をもっと大きくアレンジさせていただいたのですが、お客様のご希望で小さめの花びらに変更させていただきました。仕上がりをみてお客様のご要望が正しかったと反省しております。 材質は純銀製。メッキはロジウムになります。デザイン的に純銀製でお願いをしました。純銀製の方がよいものができます。 初めにロゴマークを拝見させていただいた時はかなり細かいデザインで、『どうすればかっこいい物ができるんだろう？！』『製造できるのか？』と頭を抱えましたが、苦労して作った甲斐がありいい感じの社章が出来上がったと思います。彫刻をする人間にも感謝です。 お客様もお喜びになられておられました。